企画屋明け暮れ噺
落語の演目で現代社会のお悩み事を解説する!「ほんまかいな!」
「ほな、ぼちぼち行きましょか。」 ―小屋長屋家守 / 小言幸兵衛さん―
昔の人は、ほんまにええこと言いはります。
井原西鶴は浮世草子「日本永代蔵」の中で「つまりたる世」、
つまり低成長の時代で、世の中は詰まりきっていて、新たに金儲けをしようにも隙間がないと言う意味だそうです。
まったくその通りですね!
現代は十分に豊かな社会ではありますが、
その実態は、まさに貧しい社会であると言えます。
昔も今も変わりませんね。
「しゃあないな⁉」
さて、皆さん「温故知新」(故きを温ねて新しきを知る)という言葉をご存知ですか?
過去の知識や経験を深く学び、そこから新たな道理や知識を見つけ出し応用することを意味しています。
例えば、古典落語の演目で言えば、長屋噺に
「小言幸兵衛」「長屋の花見」「妾馬」「お化け長屋」「大工調べ」等々がありますが、
ただ面白いだけの落語ネタではありませんよ。
そこに家持(イエモチ)、家主(イエヌシ)や家守(ヤモリ)が登場して、
長屋の住人達とのやり取りの中には、確かに現在の家主業や不動産管理業に参考にするべき事柄がたくさんあります。
これから私たちの建築×不動産リテラシ-(知識武装×活用方法)等の解説やコンサルティング。
特に長年にわたるリアル現場での経験と知識を生かして「エージェント(代理人)」として伴走します。
「知らんけど」